高知の都市木造

自然が育てた”木”で建てる非住宅木造建築

TOSAZAIセンター
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木材を使う必要性

 

 高知県は温暖な気候に恵まれ、雨量も多いことから樹木の生育に適しています。全国一位の森林率84%を誇り、古くから魚梁瀬杉や幡多桧などの銘木があり、林業が盛んに行われてきました。伐採された木材は建築用材や家具・日用品や紙・燃料など多様に使われてきました。


 第二次世界大戦と戦後の復興期に大量に伐採され、有効な資源が枯渇した時期もありましたが、戦後植林も多く進められ、最近ではその資源が伐採期を迎えてきました。しかし、依然として需要の多くが輸入材になっているため、豊かな自然の活用できていないのが現状です。


 森林の環境保全のためには木の有効活用を進めていかなければなりません。今後は少子高齢化が進み人口減少が確実なため、木材の主要な消費である木造住宅の需要が減少します。これからは住宅以外の建築物の木造化・木質化を進めていき需要を喚起していくことが大事だと考えます。